講義目的:辞書があればどんな文章でも読めるようなフランス語読解力を養成する。
講義概要:フランス語の文章を理解するために不可欠な様々な表現・構文を、様々な文体の1・2行程度の文章を丁寧に読んでいく(1つの作品を1年間かけて読んでいくというような形ではない)。春学期は仏検2級程度、秋学期は仏検準1級程度の文章を扱う。
その他:全員予習は必須。毎回ランダムに全員を指名。予習していなかったり、指名されてから訳し始めた場合などは減点。指名された時に他人の訳を読むような不正行為をした人はFとする。就職活動で欠席する場合には、事前に欠席連絡をし、訳文を指定時刻までにメールで提出すれば減点しない(未提出なら減点)。試験は全て応用問題。初回の授業で2回目以降の教材を配布するので、受講予定者は必ず第1回目の授業に出席すること(2回目から全員指名する。初回に出席できない場合には必ず1週目の間に連絡してプリントを取りに来ること)。4回以上欠席した場合には、定期試験が満点でも評価対象としない(遅刻2回で1回欠席)。また、単語テストを毎回冒頭に実施し、その点数を評価に加点する。
第1回:ガイダンス、授業の進め方、予習方法の説明
第2回〜第15回:以下のような構文を扱う:否定構文(各種否定表現、部分否定、二重否定)、強調構文、推量構文、目的構文、結果構文、対立・譲歩構文、比較構文、時の構文、使役構文、放任構文など。これ以外にも受講生の要望があれば、それを扱う。
なお、授業方針は昨年度同様であるが、文章自体は全て昨年度とは別のものを扱う。また、扱う文章はラシーヌ・スタンダールといった文学作品から新聞・雑誌の記事、ブログ、料理のレシピ、仏検の過去問題等、さまざまな分野・文体のものである。 |