IG Seminar

FAQ

IG ゼミってどういう意味?

IGとは、「イチゴ牛乳」の頭文字です(同時に、Intelligence & Glory の略)。担当教員が、イチゴ牛乳好きだからです。もちろん、ゼミ生がイチゴ牛乳好きである必要はありません。また、イチゴ牛乳について学ぶゼミではありません。

予習は大変ですか?

毎週のゼミに向けての予習はありません。しかし、1年に1度、ゼミ論文(4年生なら卒業論文という形にもできる)をまとめてもらうため、普段から少しずつ勉強しておかないと大変なことになります。欠席ゼロでもゼミ論文を出さなければ、単位は出ません。また、各自が選びその年度末にまとめてもらう論文の進捗状況を各学期に1度以上は報告・発表してもらうので、そのための準備は必要です。また、毎週、漢字+フランス語の時事用語の小テスト(通称JFKテスト)があります。この小テストの点数がよいと、評価が1段階上がります。

具体的にどういうことをやるのですか?

非常に難しい質問ですが、ゼミが始まって最初の数回は、フランス語にはどういった問題があるのか、また問題を調べる時にはどのようにすれば良いのか、発表はどういう風にするのか、といった点を説明します。ゼミ生には遅くとも5月中旬頃までにその年に研究するテーマを決めてもらい、夏休み前に、どういったテーマについて研究するかを発表してもらいます。夏休みと秋学期を利用して研究を進め、秋学期に各自1度は報告(発表)をしてもらいます。

3年次と4年次の研究テーマは別ですか?

同一でも構いません。それは選ぶテーマ次第だと思います。1年間では調べきれないようなテーマであれば必然的に2年かかるかもしれません。2年間同じテーマで研究した場合でも、3年次、4年次にそれぞれゼミ論文を出してもらいます(この場合、4年次に提出するものは、3年次に提出したものをさらに内容的に深めたものにして下さい)。春学期と秋学期でテーマを変える人もいます。

ゼミ論文は大変ですか?

正直、分かりません。人によって「大変」と感じる度合いが違うと思うので。秋学期のゼミ論文は、A4で5枚以上です。各自が調べようと思ったことについて、必要な内容をまとめるのに、最低5枚程度は必要だと思います。毎年、ゼミで何を勉強したのか1月最終授業日です(成績を出す期限の関係でこれ以上は遅くできません)。

パソコンは使えた方が良いですか?

原則として、ゼミ論文は手書きではなく、Wordで作成したものを提出してもらいます(図などを貼り付けるのはOK)。なお、アクサン付文字の入力方法等については、必要に応じて説明します。

授業時間外に質問に行って良いですか?

実際にゼミ論文を書き始めたら、むしろ、時間外にも質問・相談に来た方が良いでしょう。ゼミの授業内に、一人一人の質問に全て答えていくことは難しいと思うので。ある程度、教員とのコミュニケーションが不可欠になると思います。

講読や語学論の授業とどこが違うのですか?

演習という形式を活かし、教員が一方的に話しをするのではなく、学生同士、あるいは教員と学生が議論する場にしたいと思います。従って、決められた文章を読んできて(訳してきて)、あるいは調べてきたものを発表してもらい、それで終わり、というわけではありません。

文法は苦手なのですがゼミに入れますか?

文法が嫌いな人は向いていないと思いますが、苦手でも嫌いでなければ(そしてできれば「好き」ならば)問題ないと思います。ただし、1・2年次に総合や文法の授業で扱った文法事項がほとんど分からない、となると、大変かもしれません。文法事項が分かっていないことを理由にゼミ登録を断ることはありませんが、早い段階で1・2年次に習ったであろう文法事項を理解しておいて欲しいので、大変かもしれません。

聴講はできますか?

当然、単位は出せませんが、内容に興味があり、かつ、教室に座席の空きがあれば構いません。ただし、その人が所属しているゼミの方の勉強をおろそかにしないという条件付です。これまで実際に聴講していた人は、他学科生を含め多数います。

フランス語学論や、フランス語コミュニケーション講読といった先生が担当している他の授業も受講した方が良いですか?

良いか悪いかで言えば「良い」ですが、他の授業をとらなければ、ダメというわけではありません。どの授業をとるかは、学生が決めるべきことであり、こちらが指示・指定するべきことではないと思います。ただ、フランス語学論の授業は、フランス語にどんな問題があるのかを理解するために役立つような内容にしているつもりです。

成績の付け方は?

各学期においてゼミ生がやるべきことをやれば、単位は出ます。ただ、やるべきことを1つでも欠かした場合には、誰であろうとFを付けます。たとえ、卒業・就職が決まっている4年生であろうとFを付けます。この考え方は僕の他の授業においても同じことです。

合宿、飲み会はやりますか?

交通費・宿泊費等の金銭的な負担が発生するのでゼミ生と相談の上で決定します。また、やることになった場合でも、参加は任意です。飲み会についても合宿同様、学生の意見を尊重します。「他人への飲酒の強制」「一気飲み」は禁止します。これまで合宿では、箱根、伊豆高原、館山、秩父、御殿場などに行きました。

選考の際に、面接はないのですか?

面接を行うことは考えていません。できるだけ客観的に判断したいからです。本人を目の前にすると主観的に判断してしまう恐れがあるので、面接は実施しません。

大学院へ進学する人はいますか?

2006年にはじめて卒業生が出ましたが、それから2023年3月時点で、6人が大学院へ進学しました(4人が獨協大学院、2人が他大学院)。